自分に合う仕事ってなんだろう?
と考えたことありませんか。
芸能人やスポーツ選手、アーティストなど、自分に合った仕事を見つけている人を見ると羨ましいですよね。
私もそうでした、大学生のころ何がしたいのかがわからずとりあえずバイトしてなんとなく過ごしていました。
社会人になりたくなくて、大学を1年間休学。
でも、休学したからといって自分に合う仕事が見つかるわけではありません。
世の中にある適職診断なんかもやりましたが、わかったようなわからないような気分になりました。
しかし、就職活動や社会人となってからの経験を通じて、合う仕事の見つけ方がわかってきました。
今回はそれをご紹介します。
正しいやり方をしれば、誰でも自分に合う仕事を見つけることができます。
それではいきましょう!
1・過去の行動を掘り下げる
自分にあう仕事を見つけるには自分に聞くことが一番です。
ここで大事なことは、未来ではなく過去に目を目けることです。
多くの人は、自分がやりたいことを軸に合う仕事を考えるのではないでしょうか。
しかし、やりたいこととは厳密はまだ置きていない出来事に対して思うを巡らせること。
実は最も信頼できるのは過去の行動なのです。
過去の行動はすでに置きた出来事です。ここには本心が含まれています。
そこで、過去の行動を振り返り「なぜあのときこれを選んだのか」という判断基準を把握するのです。
ただし振り返るにはコツがあります。
それは複数回掘り下げることと2つ以上の分野で掘り下げることです。
また、あまり堅苦しく考えず、複数出てきたらとにかく書いてみることが重要です。
例えば私は、オートバイが好きでした。なぜ好きだったのか?
「自分が行きたいところに行けるから」
「自分で好きなようにカスタムできるから」
では、なぜ行きたいところに行けることが良いのか?
「当時の生活に不自由さを感じていたから。」
「色々なところに行ってみたいから。」
そこからさらに、「なぜ好きなようにカスタムしたかったのか?」を考えます。
「自分の個性を示したいと思っていたから」
という自分が見えてきました。
また、オートバイに限らず旅行も好きでした。
行った国は、ペルー、チリ、アルゼンチン、ブラジル。ヨーロッパ(スペイン、イタリア、クロアチア、ボスニハヘルツェゴビナ、トルコ、ポーランド、ドイツ、北欧)
なぜこれらの国に行きたかったのか。
「まだ見ていない世界を見てみたかった」
「あまり周囲の人が行っていないところに行ってみたかった」
なぜまだ見ていいない世界を見てみたかったか?
「自分の価値観を広げたかった。純粋に好奇心があった。」
なぜ周囲の人が言っていない場所に行きたかったか。
「自分しかできない経験をしてみたかった。」
なぜ自分しかできない経験をしてみたかったか。
「周囲とは違うというところが欲しかった。」
こうやって見てみると、
自分は、個性や自分しかできないことを欲している。
また、好奇心があり、未知の世界に興味がある。
ということがわかります。
おそらく、単純作業やデスクワークはあまり向いていないかなと思ったのを覚えています。
デスクワークであっても新しい刺激がないと続かないのかなと感じ、
業界などもできるだけ新しいものに触れることができる企業が良いと思いました。
最終的に就職活動では、新規事業を行っているベンチャー企業に就職したのですが、
結果としては自分に合っていたと思える仕事でした。
まずは、過去の行動を振り返り、その判断基準を見つめ直すことが
自分を理解する近道です。
2・職業に関する知識を増やす
仕事を考えるとき、人は自分の知っている知識の中から考えます。
当たり前といえば当たり前です。自分が知らないことは想像できないからです。
それは小学生を見ていてもわかります。
小学生の女の子の使いたい職業ランキングは以下です。
- 1. 保育士
- 2. 看護師
- 3. パティシエ・パン屋
- 4. 医師
- 5. 薬剤師
ちなみ男の子は以下の通り。
- 1. サッカー選手
- 2. 野球選手
- 3. 学者・博士
- 4. 警察官・刑事
- 5. 大工
ここで証券アナリストやファイナンシャルプランナーなどは入ってきません。
なぜかというと、そのような職業があることを知らないからです。
もちろん知っていたからと言ってこのランキングに入るかはわかりません。
しかし、知られていない職業が入ることはあり得ないのです。
これは大学生が就職した人気企業ランキングが大手企業ばかりなのと同じ理由です。
あなたは世の中に何種類の職業があるか知っていますか?
多くの人は世の中にどのような職業があるかも知らない中で、「合う仕事ないな~」と考えているのです。
まずは世の中にどんな職業があるか、を調べてみましょう。
こちらのサイトによると、600種類の仕事があるそうです。
https://careergarden.jp/careerlist/
600種類あればその中の一つくらいあっている仕事があると思いません?
まずは知識を増やしましょう。
世の中にどんな職業があるかを知ることが第一歩です。
3・できることを増やす
そもそも、なぜ自分に合う仕事を探したいのかを考えてみましょう。
それは充実感や、やりがいがほしいからではありませんか?
では充実感や、やりがいとは何か?それは人の役に立っている実感です。
自分に合う仕事さえ見つかれば、やりがいを得られるかもしれない。という人がいますが、大きな間違いです。
やりたいことや向いている職業についても、やりがいのない生活をしている人は大勢います。
例えば、プロ野球選手。
彼らははおそらく野球選手が向いているでしょう。なぜなら10年以上野球を継続し、かつ結果を出す事ができたからです。
少年野球では4番でピッチャーみたいな人ばかりが集まり、かつスカウトの目に留まる。
これだけでも間違いなく向いている方だと思います。
では、プロ野球選手でも二軍生活が長い選手や自分が活躍しなくてもチームが日本一になった選手は
やりがいを感じているでしょうか。
逆に、自分に向いているかはわからない職業についたとしても、周囲から感謝され、役に立った実感を得た人はどうでしょうか?
やりがいを感じるのではないでしょか。なんなら「自分に向いているかもな」と思うかもしれませんん。
やりがいを得るうえで大事なことは、人の役に立つ能力を保有しているかどうか。
人の役に立てる能力がない人は、おそらく何をやっても面白くないでしょうし、役に立てる能力がある人は仕事が面白いはずです。
だからこそ、まずは人の役に立てる能力を身につけることが重要なのです。
ここで重要なのが、「どんな能力で人の役に立つか」ということです。
それは、需要のある能力です。
求めている人が多い能力を身につけた人は人から依頼が多くあります。
例えば今の時代にソロバンの能力を極めても仕事につくことは難しいでしょう。
世の中は需要と共有です。
明治時代は、外国人というだけで英語の教師なれた人もいたと思います。
しかし、今の時代は難しいとい思います。
それは、需要と供給のバランスが明治時代と現代では異なるからです。
そこで大事なことは、需要のある能力を習得することがやりがいへの近道だということです。
世の中を見て、今後需要の有りそうな能力を考え、身につけてみましょう。
結果としてやりがいを感じることができるはずです。